Outlookで独自ドメインのメールを受信する設定
公開:2025.10.11

独自ドメインのメールアドレスを使えるように、メールアカウント設定をしました。
今回は、そのメールアドレスに届くメールを、メールソフトで受信できるように設定していきます。
※XServerで管理しているメールアドレスを設定します。それ以外のサーバーで管理しているメールアドレスを設定する場合、一部参考にならないところがあるかもしれません。
メールアカウント設定についてはこちら。
Outlookにアカウントを追加する
今回は既にOutlookアカウントのメールが受信できる状態だったので、先ほどのような画面になっています。
ですが初期状態のOutlookだと、「新しいOutlookへようこそ」という画面でメールアドレスの入力欄が表示された状態になっています。
ちなみに、初期状態の画面はこちらです。メールアドレスの入力に失敗したときの画面なんですけど。
初期状態であればメールアドレスを入力して、「高度なセットアップ」をクリック。次の画面で「IMAP」か「POP」かを選択して…と設定していきます。
独自ドメインのメールアドレスを入力する
メールアドレスの入力画面になります。
最初はおすすめのメールアドレスが表示されていたりしますが、それを削除したらメールアドレスが入力できます。
個人的にわかりづらい!と思ったところ
このメールアドレスを入力するところ、最初はおすすめのアカウントが表示されていました。
んで、この入力欄の右端に下矢印みたいなアイコンがあるじゃないですか。これが紛らわしいなと。
メールアドレスのところをクリックしたら、セレクトボックスのような見た目で候補のメールアドレスが表示されるんですね。
「えっ、セレクトボックスで選択する形式なの?私が設定したいメールアドレスが表示されてないんだけど。」
と思ったわけです。
えぇ~どうすれば…?Outlookアカウントがないと設定できないのか?と思って無駄にOutlookアカウントを作って、そのメールアドレスでメールを受信できるようにしてしまいました。
Outlookアカウント作って受信できるようにしたけど、やっぱりセレクトボックスに設定したいメールアドレスは表示されないし…。とセレクトボックスを開いた状態で画面とにらめっこしていると、おすすめのアカウントが入力されている右横に、縦線(テキスト入力のカーソル)が表示されているじゃありませんか。
まさか?!と思ってバックスペースキーを押すと、メールアドレス消せるじゃん!テキスト入力できるじゃん!っていうね。
いや、テキスト入力できるんかい!って。私が悩んだ数時間返してくれ!って一人で軽くブチ切れました。
私の無知と観察不足のせいで無駄な時間をくってしまいました。
以上、個人的にわかりづらい!と思ったところでした。
メールソフト設定をする
今回は「IMAP」で設定します。
「IMAP」と「POP」を選択できると思っていたのですが、なぜか自動的に「IMAP」の画面に切り替わったので。
★ポイント
IMAPの場合はサーバーにあるメールにアクセスして、メールを閲覧します。
POPの場合は端末にメールをダウンロードして閲覧できます。
オフラインでもメールを読みたい場合はPOPですね。
私の場合はオフラインでメール読みたい!ってことはないのでIMAPでいきます。

メールアカウントを作成したときに決めた⑥パスワードを入力します。
この画面で受信サーバーと送信サーバーを設定します。
ですが、最初はその設定をする入力欄が表示されていません!
⑦「表示数を増やす」をチェックしましょう。
そうすると、受信サーバーと送信サーバーの入力欄が表示されます。
私はパスワードだけ入力して続行してしまい、メールの設定が追加できなかったよという表示になって途方にくれました。パスワード入力した次の画面で設定するのかと思ったんだ。(初見の私にはわかりづらかったよOutlook君…)
ちなみに、表示数を増やした入力欄にはおすすめの設定的なものが入力された状態になっています。
ですが、これ全部使えません。いやまあ、知らないだけで場合によっては使えるのかもですが、今回は使えません。なんでこんなことするんだOutlook君。
全て正しい情報に書き換えていきましょう。
IMAP受信サーバーとSMTP送信サーバーの設定

サーバーパネルのメールアカウント設定にある⑧「メールソフト設定」で、入力する内容が確認できます。
この⑨「受信サーバー(IMAP/POP)」と、⑩「送信サーバー(SMTP)」をそれぞれ入力しましょう。

⑪「IMAP受信サーバー」と、⑫「SMTP送信サーバー」を入力します。
また、ポート番号もそれぞれ入力します。
ポート番号は、XServer公式のメールソフトの設定ページで確認できます。
⑬「IMAP受信サーバー」のポート番号は「993」。
⑭「SMTP送信サーバー」のポート番号は「465」。
⑮セキュア接続タイプは「SSL/TLS(推奨)」を選択します。
⑯「SMTPユーザー名」は設定するメールアドレスを入力してください。
入力出来たら、⑰「続行」をクリックします。
アカウントの同期
次に「IMAPアカウントを同期する」という画面になります。
続行するしかないので「続行」をクリックします。
そして、「成功!」という画面が表示されたら、設定完了です。
実際にメールが閲覧できるか確認してみましょう。
まとめ
初めてのOutlookの設定…なかなかてこずりました。
こうしてまとめてみると全然たいしたことはしていませんでしたが、設定している間は調べて調べて大変でした。お疲れ様です…。
では、今回のまとめです!
今回のまとめ
- Outlookのアカウント追加画面を表示して、独自ドメインのメールアドレスを入力する
※メールアドレス選択のところ、テキスト入力できるから! - IMAPで設定する場合、「IMAP受信サーバー」「SMTP送信サーバー」と、それぞれの「ポート番号」、「SMTPユーザー名」を入力する
※入力欄は「表示数を増やす」をチェックすると表示される! - 設定する内容は、サーバーパネルのメールアカウント設定にある「メールソフト設定」で確認できる
- ポート番号はXServer公式の「メールソフトの設定」ページを確認する
- セキュア接続タイプは「SSL/TLS(推奨)」を選択する
- IMAPアカウントをOutlookに追加する場合、IMAPアカウントを同期するしかない
- 最後に、実際にメールが読めるか確認しよう





