ドメイン設定をする流れ
公開:2025.08.28

独自ドメインを取得しました!…が、取得しただけでレンタルサーバーで利用できるようになっていません。
レンタルサーバーでドメインを利用するために、「ドメイン設定」をしたときのことをメモしておきます。
※XServerでの設定の流れです。他のレンタルサーバーを利用されている方の場合、参考にならないかもしれませんのでご注意ください。
※スクリーンショットは旧デザインのものです。
ちなみに、ドメイン取得の流れはこちら。
ドメイン設定の画面を開く
まずはサーバーパネルに入ります。

「ドメイン」のグループにある①「ドメイン設定」をクリックしてください。
ドメイン設定追加

②「ドメイン設定追加」のタブをクリックします。
③「ドメイン名」の入力欄に、取得した独自ドメイン名を入力してください。
④「無料独自SSLを利用する(推奨)」と「高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」には最初からチェックが入っています。
今回は新規で取得したドメインを設定していますので、基本的にはこのままで大丈夫です。
★ポイント
無料独自SSLを利用するには、設定するドメインのAレコードをXServerに向けなければなりません。今回はXサーバーで新規に取得したドメインですので、そのまま無料独自SSLが利用できました。
既に他社で取得しているドメインを追加して無料独自SSLを利用する場合、ドメインを管理しているところで別途設定が必要なときがあります。まだ設定が完了していないのなら設定しておきます。しかし、ドメインの運用状況により今は設定できないのであれば、チェックは外しておきましょう。後からでもSSL設定できます。
Xアクセラレータは、めちゃくちゃざっくり言うとWEBサイトを高速化してくれる機能です。
WordPressでキャッシュプラグインを利用する場合、Xアクセラレータと競合する可能性があります。プラグインもしくはXアクセラレータの、どちらかの機能をOFFにすることをオススメします。
⑤「確認画面へ進む」をクリックします。
ドメイン設定の確認画面

⑥ドメイン名が間違っていないことを確認してください。
⑦「追加する」をクリックします。次の画面に切り替わるまで少し時間がかかりますので、待ちましょう。
最初は「全然画面が切り替わらん…大丈夫か(汗)」と思ったりもしましたが、新規に取得したドメインなら大丈夫でしょう。
★ポイント
これが現在使用されているドメインの追加とかだと、すぐに設定できない場合があります。 例えば、現在WEBサイトを公開しているXServerが現在のWEB制作会社から引き継げず、新しくXServerを借りたときとか。現在のXServerの情報を消してもらわないとドメインが追加できないのです。(ややこしい…)
追加完了

ドメイン設定の追加が完了しました。
すると、設定内容が表示されます。

ドメイン設定一覧を見てみると、初期ドメインと追加した独自ドメインが表示されています。
独自ドメインが「反映待ち」になっていますね。追加したドメインが利用可能になるまで、最大で1時間程度かかりますので、待ちましょう。
今回は取り立てほやほやのドメインだったからか、「Aレコード相違」とも表示されています。こちらも時間が経てば消えるはずです。
FTPにディレクトリが増えます

FTP接続してみると、今回追加したドメインのディレクトリが増えています。
今回のドメインでWEBサイトを制作するときは、このディレクトリにファイルをアップロードします。
WordPressをインストールするには、先にドメインのディレクトリを作っておかないといけません。そのため、ドメインを取得したらレンタルサーバーでドメイン設定をしましょう。
無料独自SSL設定が反映されているか

SSL設定の画面を開くと、設定した独自ドメイン名と、現在の設定が表示されます。
「ON(無料独自SSL)」になっていればOKです。
ですが、今のままだと常時SSL化はされていません。「http」のURLにアクセスしたら「https」にリダイレクトされるように設定しておきましょう。
まとめ
独自ドメインの設定、お疲れさまです。
今回は新規で取得したドメインを追加したので、スムーズにできました。
今回のまとめ
- ドメインを取得したら、レンタルサーバーで利用できるように「ドメイン設定」から設定を追加する。
- 追加するドメインに間違いがないか確認しておく。
- 無料独自SSLを利用できるドメインか、事前に確認する。場合によってはドメインを管理しているところで設定が必要。
- WordPressでキャッシュプラグインを利用する予定なら、Xアクセラレータと競合するかもしれないので注意。
- 追加したドメインが利用可能になるまで、最大で1時間かかる。
「反映待ち」の状態でもWordPressのインストールはできるので、待っている間にインストールしても大丈夫です。ただし、インストールしても「反映待ち」の状態だとWordPressにログインしたりはできません。1時間程ご飯を食べたりゲームしたり、適当に時間を潰して待ちましょう。